シェアハウスでもプライバシーは守ろう。共同生活で気をつけること。
そもそもプライバシーとは?
プライバシーとは、直訳すると「個人や家庭内の私事・私生活」という意味。
要は、公に出すことのない「個人の秘密」ということになります。
毎日書いている日記、自分のお部屋事情、生活スタイルなど、他人に見せる必要のないものや見せたくないものがこれにあたりますね。
プライバシーを守ると言ったりしますが、それは、お互いの秘密を公に出さないようにしよう!ということです。秘密はお互い話さない、聞かない、つまり関与しない。
プライバシーを守る権利、守られる権利は誰にでもあって、プライバシー=他人から干渉・侵害を受けない権利という使われ方をされる場合が多いかもしれません。
プライバシーで難しいのが、「権利」なので、個々の主観になるということ。つまり、プライバシーの侵害だ!と思うことは、人それぞれ違うということなんです。
自分では、プライバシーの侵害なんて大袈裟では?と思っても、相手がそう思ったらそうなってしまうので、結構気を付けなければいけないんですよね。
共同生活が大前提のシェアハウスでは、本来明かすことのない私生活を共にすることなので、そもそもプライバシーを守ることが難しい環境。
入居者同士が相手のことも考え、配慮しながら生活することがとても大切になります。
共同生活であるシェアハウスで、それぞれが気を付けることは?
お互いのプライバシー空間を守ること
自分だけの空間に安易に相手を入れないことはもちろん、許可なく相手の空間にも足を踏み入れないということが大切。
相部屋タイプであればプライバシー空間はないに等しいのかもしれませんが、例えばパーテーションやカーテンで仕切られた空間は自分だけのものですし、そうあるべきもの。
パーソナルスペースとも言われたりしますが、どのくらいの距離感で不快感を抱くかは人それぞれ違います。
共同生活を成り立たせるために、1人の空間や1人の時間は、お互い守り合うようにしましょう。
お互い干渉しないこと
これは主にコミュニケーションの中でのことですが、相手の物事に立ち入ったり、はたまたそれを自分の思い通りにコントロールしたりするのはやめましょうということです。
相手が話してくれれば聞く、話したくなさそうなら聞かないなど、気を付けるのは割とシンプルなこと。シェアハウスとは言っても、何でもかんでもシェアしましょうということではありません。
干渉することは、プライバシーを守ることの反対側にあるという認識を持つことが大切ですね。
シェアハウスで、プライバシーを守りやすくするためには?
お部屋タイプは鍵付き個室を選ぶ
相部屋タイプではなく、完全個室にして、さらに鍵がかけられるところであれば、基本的に自分だけの空間が保たれるのでプライバシーは守られやすくなります。
「他人の部屋に許可なく入室することは禁止」という内容のハウスルールがある物件であれば、より安心感がありますね。
小規模のシェアハウスを選ぶ
人数が多ければ多いほど、それに比例して賑やかさが増す傾向にあり、個室にいても誰かと一緒にいるような感覚になりやすいと思います。また、万が一、知られたくないことを誰かに知られてしまった時、広がる範囲が大きいので、ダメージも大きくなってしまうかもしれません。
もちろん、そのようなことがないようにするのが大前提ですが、もしもに備える意味でもプライバシーを優先にする方は小規模シェアハウスがオススメかもしれません。
交流型じゃないシェアハウスを選ぶ
シェアハウスの中には、交流をメインにしない物件もあります。そういうシェアハウスはプライベート重視になるので、空間はもちろん、コミュニケーションにおいても立ち入られにくい環境が整っているはず。
昨今では、個々の生活、価値観を大切にしていこうという風潮もあるので、よりプライバシーに配慮された生活が送れるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
シェアハウスでプライバシーを守るために、気を付けた方が良いことをご紹介しました。
共同生活というスタイルの中で、完全にプライバシーを守るのは難しいかもしれませんが、物件の選び方やコミュニケーションの取り方で解決する部分もあります。
お互いにいろんな想像力を働かせ、個々の私生活を守れるよう努めましょう。
ムーバルでは、東京のシェアハウスをメインにご紹介していますので、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。
それでは。