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シェアハウスの初期費用をなるべく抑えるコツ。値下げ交渉はできる?

シェアハウスの初期費用、値下げ交渉はできるもの?

結論から言うと、シェアハウスの値下げ交渉は難しい可能性が高いと言えます。
もちろん、借りる側にもいろいろな事情はあるかと思うので、相談することは可能ですが、応じてもらえない場合が多いかもしれません。
その理由として、「値下げの余地がある料金項目がない」「トラブルを極力防ぐため」ということが大きなポイントになります。

シェアハウスの初期費用には、値下げの余地がある料金項目がない

一般賃貸を借りる時に値下げ交渉をするというのはよく聞く話ですよね。
そもそも値下げ交渉をするには、値下げ交渉ができそうな料金項目がないといけないわけですが、シェアハウスにはその項目がそもそもありません。
それは、初期費用の大部分を占める「敷金礼金」と「仲介手数料」です。

敷金礼金がない

一般賃貸で言うと、敷金礼金はそれぞれ家賃1ヶ月分が相場。物件によっては2ヶ月分というところもあって、当然ながら初期費用の大部分を占めます。
少しでもコストを抑えたい借主と、物件を空き家状態にすることは避けたい貸主の意向がタイミングよく噛み合えば、応じてもらえる可能性があるわけです。
特に礼金は、お礼として支払う返却されないお金ですから、交渉できる余地はあるかもしれません。

さて一方で、シェアハウスはそもそも敷金礼金がありません。
初期費用が安く抑えられる大きなメリットとしてそれを謳っているので、さらに値下げというのは難しいでしょう。
もちろん物件によりますが、一般賃貸の1/3ほどの金額で収まる場合も多く、そもそものベースが安いシェアハウスは値下げが難しいと言えます。

仲介手数料がない

一般賃貸だと、不動産仲介会社が大家さんとの間に入り、さまざまな手続きやサポートをしてくれます。そのサポート代として仲介手数料があるわけですが、相場は家賃1ヶ月分。不動産会社としては大きな収入源になるため、交渉は簡単ではないと言われますが、それでも交渉する余地があります。

対してシェアハウスは、物件の管理会社と直接のやり取りになるため、そもそも仲介手数料というものがありません。
契約金という (事務手数料と言われたりもします) 、契約手続きを進める上での手数料は支払いますが、不動産の仲介手数料より安く設定されていることが多くやはり値下げの余地が少ない傾向があります。

住人同士、管理会社とのトラブルを極力防ぐ

一般賃貸だと、住人同士の密なコミュニケーションは無いに等しいので、値下げの有無が漏れたり、非難されたりということが基本的にありません。
一方でシェアハウスは、住人同士のコミュニケーションがありますよね。同じ部屋タイプを選んで入居したのに、値下げに応じてもらったAさんと、正規の金額で入ったBさんがいたら、トラブルになり兼ねません。
1人だけ値下げをするというのが基本的に難しいため、そもそも交渉には応じないというスタンスを取っている管理会社が多いのではないでしょうか。

シェアハウスの初期費用を抑える、物件選びのコツ

値下げ交渉が難しいシェアハウスの場合、物件選びの時に、より初期費用が安く済むような物件を選ぶことが重要です。

家賃が安い物件&お部屋を選ぶ

住むエリアも含め、生活の利便性が高いところは家賃設定がそもそも高め。そんなにこだわりがないのであれば、郊外を選ぶと、家賃はぐっと抑えられます。
またシェアハウスのお部屋は、1人部屋の他に相部屋のタイプもありますが、家賃だけを見るならもちろん相部屋の方が安いです。
理想の生活とのバランスを考えながら選んでみてくださいね。

初期費用が一律の管理会社を選ぶ

家賃の金額に関係なく、初期費用をそもそも一律にしている管理会社もあります。より初期費用を抑えるなら、探してみるのも良いかもしれません。
もちろん、それによってその他条件が異なっている可能性がありますので、入居前によく確認してくださいね。

キャンペーンを利用する

繁忙期でない時期は特に、契約料無料や、初月の家賃半額、フリーレントなどのキャンペーンを行っていることがあります。
いろんな縛りや条件がついている場合もあるものの、初期費用を安く済ませること重視ならばオススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
シェアハウスの初期費用に関する値下げについて、初期費用を抑えるコツをご紹介しました。
一般賃貸とは違い、値下げ交渉が難しいシェアハウス。でもだからこそ、物件の選び方で差がつくものでもあるので、吟味する時間がある人はぜひいろいろ検索してみてくださいね。
ムーバルでは、東京都のシェアハウスをメインにご紹介しております。気になる方はぜひ一度お問い合わせください!
それでは。