シェアハウスあれこれ

ルームメイトを探すために考えるべき3つのこと

 

安全にルームシェアを始めるには時間をかけるべき!?

ルームメイト探しは運次第!?

このブログを読んでくださる方の中には、もしかしたら一週間足らずでネット掲示板からルームメイトを見つけて、実際に会ってみたらいい人だったのでルームシェアを始めた、今は充実しているし満足だよっという方もいるかと思います。
けれども、それは運が良かっただけであって必ずしもそれがベストの方法だとは私は思いません。

ご自分でルームメイトを探して様々な苦労をされた方は多いと思います。
今回はルームメイトを探す際にある程度時間をかけてでも考えておくべきことを、これまでの私の仕事の中から感じている特に大事なこと三つに絞ってお話しさせてもらいます。

ルームメイト探し~三つの大前提~

その1 「性格の相性」

ルームメイトと自分の性格の相性がちょっと合わない程度なら、その他の恩恵を考慮して割り切ってシェアを継続していくことができますが、かなり悪ければルームシェアを継続していく事は難しいです。この点、シェアハウスの場合と大きく異なります。
第一印象や数回会っただけで相手のことを全て理解することは難しいですが、最低限、お互いの生活に対する考え方や生活習慣などは確認して、どの程度譲り合うことができるかを、実際にルームシェアすることを想定しながら話をすることが大事だと思います。

その2 「居住エリア」

それぞれの希望居住エリアがお互いの許容範囲におさまるかどうかが重要です。複数でシェアを検討する以上、全員が完全に希望エリアと一致することは難しいです。二人ならありえますが、三人、四人となると難しくなります。
もちろん、自分と居住エリアが完全に一致する人だけ探し続けるという方法もありますが、それは少し希望エリアを広げれば出会えた素敵なルームメイトを失うことも覚悟しなければなりません。特段の事情がなければ、希望エリアは広めに設定することが良い相手探しにつながります。

その3 「希望家賃」

希望家賃に大きな隔たりがないか、またきちんと家賃や光熱費を払ってくれる人かどうかそれらをしっかりと見極めなくてはなりません。
希望家賃に隔たりがある場合、個室部屋の大きさなどでお互いの家賃負担を調整したりしますが、部屋の大きさが全く違う物件を探しことは難しいですし、時間がかかってしまいます。
また、一方が高い家賃を我慢したり、安い家賃を我慢して物件の設備や環境を希望より落としてしまうと、後々じわじわと不満が溜まってしまい、ルームシェアが長続きしなくなってしまう遠因になります。

~まとめ~

以上の三点は特に大切なことであり大前提となる基礎知識であって、その他に清掃とかルールを守ってくれる人なのかどうか、禁喫煙、友人関係など、様々な事柄について検討が必要です。

本来はこういったことを見定めていく事にのみ体力を使っていきたいところですが、実際に自分でルームメイトを探すと、ドタキャンされたり、やりとりしている最中に他の人のところに行ってしまって連絡が取れなくなってしまったり、ようやく会えたら危険な人だったりと、様々なプチトラブルに追われることもあります。

こう書いてしまうとルームシェア嫌だなぁと思ってしまうかもしれませんが、それらを越えた先にある生活は、楽しく素晴らしいものです。一生の友人ができるかもしれませんし、安く済ませた家賃のおかげでプライベートの遊びを充実させることができるかもしれません。

素敵なルームシェア生活を送るため、最初のルームメイト探しには時間と手間をかけて、少なくともその時点で、確実に良いと思える相手に巡り合えるようにしていきたいですね。