ルームシェアする時に気をつけること
そもそもルームシェアとは?
文字通り、お部屋をシェアすることで「一般賃貸の物件を友達とシェアして住むこと」を主に指します。ルームシェアする友達のことをルームメイトと呼んだりもしますね。
ちなみに、家族や夫婦同士の場合は、同居という表現になることが多いので、ルームシェアは「他人」と住むことが前提と考えるのが一般的です。
ルームシェアは何人で住むもの?
おおむね2~3人になります。
と言うのも、ルームシェア可とされる物件は、だいたい2?3人用の間取り(2LDKや3DK)なので、そのくらいの人数が妥当。もっと人数が増える場合は、物件の探しやすさや暮らしやすさを考えると、シェアハウスの方が良いかもしれません。
ルームシェアの物件探しで気をつけること
「ルームシェア可」の物件から選ぶのがルール
賃貸マンションの中で「ルームシェア可」となっている物件は、間取りも含め、騒音問題にならないように壁の造りがしっかりしていたり、複数人で住むことが前提になっています。
なので、例えば1人暮らし用の物件に2人で住むというのは基本的にNG。ルームシェアに関する記載がなかったとしても、一般的にはNGと考えましょう。ましてや、管理会社や大家さんに申告せずに勝手にルームシェアするのは、契約違反や規約違反となり、最悪のケースでは退去勧告をされる可能性もあるので要注意。
なお、「ルームシェア不可」としている物件も多いですが、これは、大家さんが家賃滞納などのトラブルを回避するため。夫婦や家族同士の同居と比べると、友達同士のルームシェアはケンカなどのトラブルで、どちらかが退去してしまい、家賃の滞納が発生しやすくなるからです。
ルームシェア可・不可にはしっかり理由があるので、その辺を理解した上で物件選びをしましょう。
「2人入居可」の物件は除くこと
2人でルームシェアをする場合なら、2人入居可の物件は良いのでは?と思う方も多いかもしれません。
一般的に「2人入居可」というのは、「夫婦や家族同士の入居可」という意味で使われている場合が多いです。なので、友達と住むのはNGな事があります。
場合によってはカップルでの入居も認めている大家さんもいるようですが、その辺は大家さんによって意向が違うので事前に確認しましょう。
基本的には連名契約
夫婦や家族同士での同居の場合、代表者1名の契約で手続きが進められる「代表契約」が多いですが、ルームシェアの場合は入居者全員が契約者になる「連名契約」が一般的。各々が入居審査に必要な書類を用意し、また連帯保証人もそれぞれにつける必要があるので、しっかり準備しておきましょう。
この辺の契約まわりは、大家さんが物件を貸してくれるかどうかの大事なポイントになりますから、抜かりなくいきたいですね。
それぞれ自分の部屋が持てる物件を選ぶこと
ルームシェアの良さとして、家賃などのコストが押さえられるという点がありますが、だからと言って、間取りが狭く、人数分の個室がない物件はオススメできません。仲が良い友達同士でも、ずっと顔を合わせるのは疲れるもの。いろいろあって、1人の時間が欲しい時だってあるはず。
ルームシェアを楽しむには、各々がプライベートな空間や時間を作ることが肝心です。
これだけは押さえて!ルームメイトとの間でやってはいけないこと
ルールを決めないこと
仲の良い友達とのルームシェア。お互い気心知れた仲だから大丈夫…!そう思うがゆえに、何もルールを決めずに生活をスタートして、あれ?となるパターンはよくあります。
ルールを決めることで、守らなくてはいけない圧で窮屈に思うことはあるかもしれませんが、何も決めないことがトラブルを招く原因になったりもします。
特に、お金に関することはなあなあにしてしまうと、信頼関係に大きな影響があるかもしれません。そういったシビアな話はそもそもしづらいものですが、楽しく充実した生活にするために、しっかり話し合っておきましょう。
干渉すること
どんなに仲が良くても、プライバシーを尊重し合うことは大切。一緒に暮らすようになると、日々相手の行動が見えるようになるので、気になることも増えるかもしれません。
ですが、一つ屋根の下で暮らしても、個々の生活がありますから、その辺はお互いしっかり線を引きましょう。
完璧を求めること
今までは見えなかった相手の短所も見えてくると思います。そういう時、相手に完璧を求めるのではなく、受け止めること、そして譲り合ったり補い合ったりしていければ、良い関係を維持しながら生活できるはず。
何より、完璧を求めてしまうと、自分自身にストレスが溜まってしまいますから、流せるところは流していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
友達と住もうかなあと考えている人向けに、ルームシェアをする時の注意点をご紹介しました。
楽しいルームシェア生活になるかどうかは、住む前の準備にかかっています。物件探しは特に、ルームシェアが可能なのかしっかり確認してから選びましょう。
ムーバルでは、東京のシェアハウスを中心に物件のご紹介をしています。よく考えたら、ルームシェアよりもシェアハウスが良いかも!?という方はぜひお問い合わせくださいね。
それでは。