シェアハウスあれこれ

ルームシェアを解消して新しい暮らしを始める時に行う4つの大切なこと

 

ルームシェアの正しい解消の仕方って!?

ルームシェアを始める時、その終わり方についてはあまり考えないものです。しかし、ルームシェアを解消するのは一人暮らしをやめるのとは違いいくつか気をつけなければならないことがあります。今回はそれらについて簡単にまとめます。

1. 退去日を決めて同居者に伝える

まずは何よりも早く同居者にその旨を伝えなければなりません。出来るだけ早く、最低でも1~2か月前には伝えるようにするのが望ましいと思います。

ルームシェアの場合、賃料を折半しているため、自分が出て行ってしまえばその分、他のルームメイトの賃料負担が大きくなってしまいます。

他のルームメイトもその期間の長さによって新しいルームメイトを探すのか、それとも一人少なくてもちょうど良い物件に移り住むのか、またはルームシェアそのものをやめるのか、考えることになると思います。

ルームシェア開始時にルームシェア解消希望日の何日前までに言わなければいけない、急なルームシェア解消の場合は一定の期間の賃料は負担する、といったルールを作っておくとお互い安心して暮らすことが出来ます。

2. 賃料など金銭面の整理をする

賃料については金額も決まっているので簡単ですが、光熱費、敷金などについてもしっかり整理、清算をして出て行かなければなりません。

光熱費については請求がくるまで金額がわかりませんので、事前に正確に処理することはできません。

あらかじめ一定の金額を払っておき、支払い後に残金を送付または振込みしてもらう方法か、後日の送付や振込みがお互いに負担であれば直近3ヶ月などの平均値で支払い、結果が超えていても超えていなくてもお互い了承するといった方法もあります。

敷金については、最終的にそのルームシェア物件を退去する人に負担もしくは還付がされてしまうことを考えると、ルームシェア開始時にどのように処理していくか決めておくほうが安全です。ですが、なかなかそこまで開始時に決めている人は少ないでしょう。

ケースバイケースではありますが、事前に敷金を払っているのであれば、どの程度返してもらえるか同居者と相談し、払っていないのであれば、物件の現状復帰負担分として、少々の金額を置いていくのが美しい姿ではないかと思います。

3. 家具や家電など物の整理をする

共同で買った共有物や自分の私物などどのように処分するか整理しなければなりません。

共有物については、残る同居者も利用する可能性が高いと思いますので、そのまま置いていくのか、厳密には自分の折半した金額分を減価償却分差し引いて返してもらうのか相談しなければなりませんが、自分の私物で処分するのにお金がかかるものなどは確実に処分していきましょう。

共同購入品については金銭によって清算をすることも考えられますので、出来る限り購入時のレシートなどを保管しておくなどのルールを決めておいた方が良いと思います。

4. 転居先の住所などを伝える

郵便物などは郵便局への転居届けなどで対応可能ですが、転居届けが反映されるまではある程度の期間が必要ですし、郵便物以外にも来客や電話などあるかもしれません。

また、完全に整理して退去したつもりでも、清算し終えていない支払いや忘れ物があるかもしれません。
何かあったときの連絡先を残していくのは最低限の礼儀です。

その際、来客や電話の相手に連絡先を伝えていいのか、それとも相手の連絡先を控えるだけにしてほしいのかなど細かな要望があれば伝えておくべきでしょう。

まとめ

急な転勤であろうと結婚であろうと、自分の都合でルームシェアを解消するので、事前に決めていないのであれば、ある程度は相手有利の整理を心がけた方がいいと思います。

当然のことながら部屋や共有スペースの掃除などしっかりと行い、同居者の皆さんが気持ちよく送り出せるようにしなければなりません。

せっかく楽しかったルームシェア生活の思い出を台無しにしてしまわないように、退去時こそしっかりとやりたいですね。