シェアハウスあれこれ

ルームシェアとシェアハウス 3つの観点からの比較

 

そもそもルームシェアとシェアハウスの違いって!?

ルームシェアとシェアハウス(2つの言葉を同じ意味で使われることもあるようですが)、今回は両者の違いについてと様々な観点からのメリット・デメリットを書いてみたいと思います。どちらの方が適しているかはそれぞれの方の状況や希望によりますが、この記事をご覧になられている皆様にも、ご自分の状況をあてはめて、どちらが適しているか判断の参考にしてもらえれば幸いです。

ルームシェアとシェアハウスの区別

物件や各業者様によって、その定義や仕組みに違いがある場合がありますが、この記事では比較的多数の人が区別しているであろう考え方を想定して説明してみます。

まず、ルームシェアとは親族や恋人ではない友人などと浴室やトイレなどを共用して、利用目的をシェアに特定されていないマンションや一戸建てで共同生活を送ることを言います。

シェアハウスとは特定の事業者または個人が利用目的をシェアに特定した物件を用意し入居者を募る形式です。イメージとしては学校や会社の寮などが近いかと思います。

欧米などとは違い日本では余りなじみがなかったため、その線引きは曖昧な部分もあり、必ずしも上記の区別に当てはまらないケースもありますが、web上では上記のイメージで区別されていることが多いです。

金銭・物品・コミュニケーション関係からの比較

賃料などの金銭関係

ルームシェアでは業者が介在していないことがほとんどのため、賃料などの集約は自分たちでやらなければなりません。また個人の割り分だけでなく、住居全体の賃料に対する責任も自分たちで負う必要があります。シェアハウスでは住居全体の賃料については、業者が責任を負うことがほとんどで、居住者は自分が負担する賃料についてのみ責任を負うことになります。

また、ルームシェアであれば、敷金や礼金及び仲介手数料などは自分たちで折半しなければなりませんが、シェアハウスはそれらの初期費用が比較的安価なことが多いです。

私的な感覚ですが、同程度の条件の物件(個人で占有する部屋の広さ・駅からの距離・築年数など)であれば、月々の賃料については、ルームシェアのほうが安価なケースの方が割合多いように思います。

家具・共用品などの物品関係

共有スペースに置く家電やベッドなどはシェアハウスであれば用意されていることがほとんどです。ルームシェアでは当然、自分たちで欲しいものは用意する必要があります。

こう書くとシェアハウスの方がありがたい気もしますが、これまで一人暮らししていた人などからすれば、それまで使用していた家電が邪魔になったり、ベッドを実家に送らなければならないというようなこともあります。経験上その点は各人によってケースバイケースであることが多いように思います。ただこういった物品に関する事情もあり、前にシェアハウスに住んでいた人は次もシェアハウスを希望されることが比較的多いように感じます。
また、人によっては自分たちで自由に共有スペースをデザインできることに魅力を感じてルームシェアを希望するようなことも多々あります。シェアハウスではその辺りの自由度を望むことは難しいです。

ルームメイトや生活ルールなどのコミュニケーション関係

ルームシェアは誰と一緒に住むか自分で決めることができるので、相性が悪そうな人との居住を最初から避けることが出来ます。しかし、シェアハウスではすでに入居している物件に自分が入っていくことになるため、ルームメイトを選ぶことは出来ません。またメンバーの変更についても、ルームシェアであれば、新しい人を自分たちで選ぶことが出来ますが、シェアハウスでは業者や個人の運営者に一任せざるを得ません。

とはいっても、一概にどちらがメリットが多いとは言えません。メンバーが固定化されやすいルームシェアでは、仲が良いうちは良いですが、不仲になったときにシェアの継続が難しくなりやすい点がありますし、流動性があるシェアハウスでは新たな出会いが生まれやすいですが、せっかく仲良くなっても新しい人が入ればまた新たな関係を構築していかなければならない点があります。

これらは一長一短であると同時にケースバイケースでメリットとデメリットが異なりますので、自分にとってどちらが合うかで考えるのが一番だと思います。

またその他に、来客(友人・恋人・親族等)をどうするかなど生活ルールにも違いがあります。ルームシェアでは自分たちでルールを作れる分、その管理や徹底を自分たちでしていかなければなりません。シェアハウスではルールを業者やオーナーが作るため、管理を任せられますが、自分たちで自由にルールを作ることはできません。

まとめ

今回は主に金銭・物品・コミュニケーション関係の3つの観点から比較してお話しました。

金銭面については、初期費用を抑えたいのであればシェアハウス、月々の賃料を抑えたければルームシェアにメリットがあるケースが多いと思います。

物質面で言えば、何も持たずにサクッと入りたければシェアハウスが、家具などを有効活用したい、もしくは家具を自分たちで選んだり、共有スペースのデザインを自分たちでしていきたいということであればルームシェアが勝っていると思います。

コミュニケーション関係では、ルームシェアはより関係が近く仲良くなりやすいですが、仲良くなければ継続しにくい面があり、シェアハウスではルームシェアに比べると少し仲良くなりづらいですが、仲良くならなくてもある程度やっていける余地はあるという感じでしょうか。

もちろんこれらのメリットやデメリットはそれぞれ傾向であって、デメリットも居住者や管理する各業者様の努力などによって解決可能なものだと思います。ですから、自分に比較的合うと思う形式を選んだ後は、自分に合わないデメリットを解消していく努力をしていくのが一番良い方法ではないかと思っています。この記事を読まれたみなさんには、自分に合った良いやり方に巡り会って最適な楽しいシェア生活を送ってもらえればと思います。

 >  ルームシェアに多いお金のトラブルを避けるための6つのポイント