【具体例】シェアハウスのルールってどんなものがあるの?
シェアハウスにルールって必要?
もちろん必要です。
入居者は、年齢や職業などがバラバラなだけでなく、シェアハウスに入居した目的もバラバラ。
- 友達作りがしたい。
- 非現実的な生活を送りたい。
- 人見知りを直したい。
- 仕事の幅を広げたい。
- 家賃を抑えたい。
- 初期費用にお金をかけたくない。
- 転勤が多いから家具や家電は備え付けに頼りたい。
などなど、何かしらのメリットがあって選んだ人、必要に迫られて選んだ人、さまざまです。
もちろん、どんな理由で入居しようと自由ですが、シェアハウスは共同生活。
入居した目的はさまざまでも、これだけは全員が肝に銘じておかなければいけないこと。
それは「入居者全員が快適に暮らせるよう心がけること」です。
そのためのハウスルールなんですね。
シェアハウスのルール、具体的に知りたい!
ハウスルールは、そのシェアハウスごとに設けられているので一概には言えませんが、基本的には「集団生活」という観点で考えられています。自室と共用スペースに分けて、具体的に見てみましょう。
シェアハウスによってハウスルールは様々ですが以下のようなハウスルールがよくあります。
【自室】
- 壁を叩いたり、大きな音を立てないこと
- 夜◯時~朝◯時は通話禁止
- 夜◯時~朝◯時のテレビ、音楽はイヤホンを使用すること
- 出かける際は、照明やエアコンの電源を切ること
- 貴重品は自分で管理すること
- ゴミを溜めないこと
【共用スペース】
玄関
- 靴は放置せず、靴箱に片付けること
キッチン
- 使用した食器はすぐに拭いて食器棚へ戻すこと
- 冷蔵庫内の私物には必ず名前を書くこと
- 冷蔵庫内のスペースは他の入居者と譲り合って使うこと
- 他の人の食品は勝手に食べないこと
- 賞味期限切れの食材を放置しないこと
- 炊飯器を使用したらすぐに洗うこと
- 生ゴミは袋に入れてから捨てること
リビング
- 私物を放置しない
- 仮眠も含め睡眠は禁止
- 使わない時は照明やエアコンを消すこと
お風呂
- 必ず予約をすること
- 1回の使用時間は◯分まで
- 入浴時は「入浴中」の札を提げること
- 浴室排水溝は使用後必ず髪の毛を捨てること
洗面所
- ドライヤー使用後は必ず掃除をすること
- ドライヤーは自室に持ち込まないこと
- 歯ブラシなど私物は置かないこと
洗濯機
- ・夜◯時~朝◯時は洗濯機の使用禁止
- 洗濯が終わったら速やかに取り出すこと
トイレ
- トイレットペーパーを使い切ったら補充すること
- 使用後はしっかり流すこと
- トイレットペーパーは持ち出さないこと
一人暮らしであれば自由にできる部分も、共同生活となると注意しなければいけないことが多々ありますよね。
ちょっと大変そうだな…と思う方もいると思いますが、ルールが細かくしっかりしているシェアハウスは、その分「清潔感」があり「住み心地が良い」ということになります。
いつも物が散乱していたり、ゴミが溜まっていたり、不衛生なのは誰だって嫌ですよね。
住居の清潔感を保つからこそ、醍醐味である交流という場を充実させることができるのではないでしょうか。
シェアハウスの掃除はどうするの?
自室の掃除は、貴重品の管理という観点から自分で行うことが基本です。一方、共用スペースの掃除はシェアハウスによりけりです。
入居者で当番制だったり、お掃除業者や運営業者が行ったりする場合もあります。いずれにしても、入居者みんなが快適に過ごせるよう努力をすることが大切です。
自分が掃除するわけじゃないからといって、派手に汚したり、汚した場所を放置したりするのは厳禁。掃除も、集団生活ということを意識して行いましょう。