お役立ちコラム

シェアハウスを選ぶなら注意すべきことは?

シェアハウスの注意点は何?

コスト面の魅力はもちろん、1人暮らしをするよりも人との交流が多いので、楽しくにぎやかな生活を送れるシェアハウス。魅力は多いですが、注意しなければいけない点もあります。

それは「生活リズムが崩れやすい」という点。
誰かと一緒に住むということは、「お互いの生活を成り立たせるために気を使う」ということ。

特に東京であれば、働き方が多種多様なので「休みの日が違う」「朝型と夜型など暮らしのスタイルが違う」なんてことがあるのは当たり前。自分のことばかり考えていては、相手の生活リズムを崩してしまう可能性もありますが、反対に相手に気を使いすぎては自分の生活リズムが崩れてしまいます。難しいですが、適度に尊重し合うことが大切です。

住んでみないとなかなかイメージしづらいシェアハウスの注意点。もちろん、全てのシェアハウスに当てはまることではありませんが、集団生活という観点で具体的に見ていきましょう。

シェアハウスの注意点、具体的に教えて!

1. 騒音問題

テレビや料理などの生活音、会話の声など、シェアハウスに騒音はつきもの。普通のアパートやマンションに1人暮らしをしていれば気にならないような音も、シェアハウスでは当たり前だったりします。例えば、自室がリビングに近い部屋だった場合、常に誰かの声がしているなんてこともあると思います。
音に敏感な人は、「勉強や仕事に集中できない」「ぐっすり眠れない」などのストレスが溜まり、住みづらさを感じてしまうかもしれません。
騒音問題を軽減するなら、できる限りリビングや洗濯機などハウス内で音が大きそうなエリアから遠い部屋を選ぶ、他の入居者に挟まれないよう角部屋を選ぶ、木造よりも防音性の高い鉄筋コンクリート造のシェアハウスを選ぶなどをオススメします。

2. 共用スペースは使いたい時に使えないことも

ご飯を作ろうと思ったら、キッチンが混雑。洗濯物を回そうと思ったら、洗濯機が空いていない…。そんな、今やりたかったのに!という場面に遭遇することも多いかもしれません。予定がある時は、ぎりぎりのスケジュールではなく、少し早めに使用を開始するなどの工夫が必要ですね。

3. 清潔感を保つのが難しい

入居者でお掃除を担当する場合、人によってお掃除のクオリティーに差が出るため、常に清潔感がある家というのは難しいのが現状。お掃除をしても、ズボラな人が多ければあっという間に汚れてしまうなんてこともあるかもしれません。綺麗好きの人にとってはなかなか厳しい環境…。お掃除業者が入ってくれる物件であれば、比較的綺麗に保たれるのではないでしょうか。

4. プライベートはあるようでない

自室に居れば1人の空間ではあるものの、常に人の気配を感じるのがシェアハウス。たまには1人になりたい、人の目を気にせずゆっくりしたい、と思う人にはなかなか休まらない環境ですよね。もし、自室がハウスメイトと一緒のドミトリータイプなどであれば、なおさら完全に1人の空間をつくるのは難しいかもしれません。1人の空間は必ず欲しい!という人は、完全プライベートタイプのシェアハウスを選びましょう。

5. 盗難が起こることもある

集団生活では傘などの私物を使用されてしまう、盗難されてしまうなどの可能性があります。シェアハウスでは、貴重品を含め、私物は自己管理が当たり前です。
厄介なのは、冷蔵庫の私物。共用スペースなので、誰かに食べられてしまうことがあるかもしれません。冷蔵庫に入れたものは放置せず、なるべく早めに処理をした方が良いでしょう。
また、自室に関しても部屋を空ける際は注意が必要。セキュリティーボックス(暗証番号付きの小さな金庫)が備え付けられているシェアハウスを選ぶ、鍵付き個室のシェアハウスを選び部屋を空ける際には鍵をかけるなど、盗難防止は大切です。

6. 気を使いすぎる私生活になる可能性も

シェアハウスによっては、みんなで集まってご飯を食べるなんてこともあります。前もって予定していた食事だけでなく、偶然何人かが集まったから一緒にという流れになったり、なかなかNOと言いづらい環境かもしれません。ダイエット中だからちょっと…。でもここで断って、人間関係がギクシャクしてしまったらどうしよう…。そんな悩みや葛藤も起こり得る環境なので、人は人、自分は自分と、無理をしない生活を心がけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
注意点が多いと感じた人もいるかもしれませんが、1人暮らしでもシェアハウスでも、自己管理は必要。あくまでそのような傾向にあるということなので、先入観にとらわれないようにしましょう。
シェアハウスの間取りやコンセプトはさまざまなので、注意すべき点も物件によりけり。
自分のこだわりポイントに合う物件をぜひ選んでくださいね。
それでは。